本記事に記載の内容は、
「Outlookの予定表で開いていた共有の予定表が非表示になった時の改善する方法」に関する内容となっています。
ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 Outlook で 他の予定表を開いていたのに 急に消える問題
- 2 Outlookで参照していた予定表が 消えてしまった場合の対処方法
- 3 さいごに・・・
Outlook で 他の予定表を開いていたのに 急に消える問題
私自身に発生した問題なのですが、
Outlookを利用して、以下のように 他メンバーの予定表を参照していました。
通常であれば、Outlookで予定表 (カレンダー)を開いた時に
Outlook画面の右下にある[個人用の予定表]に以下の画像のように他メンバーの予定表が
並んでいてチェックを入れるだけで参照可能でした・・・。
それが突然、Outlookの予定表 (カレンダー)を開いたときに
以下の画像のように他メンバーの予定表が、消えてしまい自身の予定表しか表示されなくなってしまいました。
追加しなおすか・・考え以下手順で追加しても、何故か追加されずに自身の予定表しか表示されない状況でした。
- [個人用の予定表]を右クリック
- [+予定表の追加]をクリック
- [+共有の予定表を開く]をクリック
- 参照したい方のメールアドレスを入力して、[OK]をクリック
Outlookで参照していた予定表が 消えてしまった場合の対処方法
以下のような対象方法があるので、ぜひ試してみてください。
私の環境では、以下 [ Outlook のナビゲーション ウィンドウのリセット ]で改善しました。
Outlook on the Web での予定表の表示状態を確認する
Outlook on the Webでは、正常に予定表が表示されている場合には、
以下手順をお試しください。
正常に表示されていない場合は、Outlook on the Web上で、他メンバーの予定表を参照してみてください。
時間経過で、Outlook にも反映され他メンバーの予定表が表示される可能性があります。
Outlook on the Webでの表示状況が反映されない場合は、以下手順をお試しください。
私は、Outlook on the Webでは他メンバーの予定表が参照できていた状態だったため、
以下手順を進めました。
Outlook を セーフ モードで起動し動作を確認する
- Outlookをセーフモードで起動する方法は以下2通りあります。
- キーボードの [Ctrl] キーを押しながら Outlook クライアントを起動します。
- キーボードの [Win] + [R] キーの押し、[ファイル名を指定して実行] 画面を表示します。
- [名前]欄に以下を入力して [Enter] キーを押して Outlookを起動します。
command Outlook.exe /safe
- キーボードの [Ctrl] キーを押しながら Outlook クライアントを起動します。
セーフモードでOutlookが立ち上がり、予定表も問題無く表示されている場合
Outlook アドインを 1 つずつ無効化してみてください。
アドインを無効化して、Outlookを通常起動し予定表が問題無く表示される場合は
無効化して頂いたアドインが問題を起こしている可能性が高いため、アドイン提供元に確認してみてください。
Outlook ビュー (表示設定) を リセットする
本手順は、[表示] タブの [ビューの設定] をカスタマイズしている場合、リセットされます。
ビューはバックアップができませんので、カスタマイズしている場合は再設定が必要です。
- Outlook クライアントを終了します。
- キーボードの [Win] + [R] キーの押し、[ファイル名を指定して実行] 画面を表示します。
- [名前] 欄に、以下を入力し[Enter] キーを押します。
command Outlook.exe /cleanviews
Outlook のナビゲーション ウィンドウを リセットする
ナビゲーション ウィンドウのリセットでは、以下の設定が初期化されます。
ナビゲーション ウィンドウの設定をバックアップすることはできません。
- [お気に入り] フォルダーの設定
- 検索フォルダーの登録
- 予定表グループの設定
- Outlook クライアントを終了します。
- キーボードの [Win] + [R] キーの押し、[ファイル名を指定して実行] 画面を表示します。
- [名前] 欄に、以下を入力し[Enter] キーを押します。
command Outlook.exe /resetnavpane
Office の修復インストール
Office ファイルのリソースが破損している場合に、修復され問題が改善される可能性があります。
Office製品がアンインストールされてしまうことがあるので、再インストール可能な時間でおこなってください。
※私は1度アンインストールのみされて困りました・・・。
- [コントロール パネル] を開きます。
- [プログラム]をクリックして開きます。
- [プログラムと機能]をクリックして開きます。
- 対象の Office 製品 をクリックし、[変更] をクリックします。
- [クイック修復] にチェックを付け、[修復] をクリックします。
キャッシュファイルの削除 と プロファイルの再作成
クライアントで保持しているキャッシュを削除してからプロファイルを再作成します。
キャッシュ ファイルの削除
- Windows 画面の一番左下にある、[スタート] ボタンをクリックします。
- 次に[コントロール パネル] をクリックします。
- 表示方法を [大きいアイコン] に変更し、[メール] をダブルクリックして開きます。
※Outlook 2016 / Outlook 2019 / Microsoft 365 Apps の
Outlook は [Mail (Microsoft Outlook)] と表示されます。 - [メール設定] のウィンドウで、[データ ファイル] をクリックします。
- [ファイルの場所を開く] をクリックします。
規定で開く場所は、以下になります。command C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Outlook\
- [新しいフォルダー] をクリックし、任意の名称のフォルダーを作成します。
- 項番 6 で作成したフォルダーに、項番5で開いた場所に表示されている
ファイルとフォルダーをすべてドラッグ&ドロップで移動します。
※バックアップとして、削除ではなく別フォルダに移動としています。 - [アカウント設定] ウィンドウを [閉じる] をクリックして完了です。
プロファイルの新規作成 (再作成)
- Windows 画面の一番左下にある、[スタート] ボタンをクリックします。
- 次に[コントロール パネル] をクリックします。
- 表示方法を [大きいアイコン] に変更して、[メール] をダブルクリックして開きます。
※Outlook 2016 / Outlook 2019 / Microsoft 365 Apps の
Outlook は [Mail (Microsoft Outlook)] で表示されます。 - [メール設定] のウィンドウで、[プロファイルの表示] をクリックします。
- [Microsoft Outlook の起動時に使用するプロファイル] の項目の [使用するプロファイルを選択する] を選択します。
- [OK] をクリックします。
- Outlook クライアントを起動します。
- [プロファイルの選択] ダイアログが表示されるので、[作成] をクリックします。
- [プロファイル名] ボックスに、任意のプロファイル名を入力し[OK] をクリックします。
- [アカウントの追加] ウィザードが表示されるので、画面にしたがって電子メール アカウントの設定を行って完了です。
- Outlookを立ち上げて、予定表が正常に表示されているか確認してください。
最終手段・・・Office 製品の再インストール
Office / Microsoft 365 Apps を再インストールして改善するかお試しください・・・。
治らない場合・・・別端末での動作確認
この事象が発生していない端末で、
事象が発生しているユーザーアカウントのOutlookプロファイルを作成してみて動作を確認してください。
同事象が発生しない場合は、以下どちらかで改善する可能性が高いです。
Azure AD Join端末であれば、事象が発生しているユーザーアカウントでWindowsにサインインして試してください。
- ユーザープロファイルの再作成
- Windows 端末 を初期化
さいごに・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます。
問題が発生して困っているかと思いますが、
私自身、本手順を進めることで改善しましたので、ぜひお試しください!
改善することを祈っています・・・!!
(改善したよ!的なコメント頂ければ 励みになります)