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Azure AD - Azure AD Join +自動MDM登録時にエラーが発生する

2022年5月5日

自分
閲覧ありがとうございます。ゆっくり よんでいってください

本記事に記載の内容は、
「Azure AD Join (参加)+自動MDM登録時にエラーが発生した場合の改善方法」に関する内容となっています。
ぜひ参考にしてください。

 

 

Azure AD Join (参加) + 自動MDM登録 (Intune 登録) とは?

Azure AD Join を行った際に、Intune にも自動的に登録する動作になります。
利点としては、利用者様の操作が1回で済むことです。
また、利用しているWindows 端末にMicrosoft Intuneポータル アプリケーションを導入する必要がありません。

この機能を利用するためには、Azure AD Premium 1 or 2 と Intune
または、Enterprise Mobility + Security E3 or E5 ライセンスを契約する必要がございます。

 

Azure AD 参加 及び Intune登録時に発生したエラー:8018000a

以下画像の[職場または学校にアクセスする]の[+接続]から、
Azure Active Directory へ参加 を実行していました。
[職場または学校にアクセスする]の[+接続]から、 Azure Active Directory へ参加 を実行していました

メニューを進めていくとサインイン画面が表示されるので、
Microsoft 365 サインインメールアドレスとパスワードを入力したところ・・・
[問題が発生しました。]というエラーとともに、エラーコード[8018000a]が表示されました。
「問題が発生しました。」というエラーとともに、エラーコード[8018000a]が表示されました

 

8018000a エラーの原因

エラーの原因として以下が考えられます。

  1. 既にAzure AD registered (登録) している状態
  2. 既にAzure AD Join (参加) している状態
  3. 過去にAzure AD registered (登録)しており、Azure AD管理センターにデバイス情報が残っている
  4. 過去にAzure AD Join (参加)しており、Azure AD管理センターにデバイス情報が残っている

上記の1つも該当しない場合は、
上記原因1と2を確認した際に利用している Windows 端末にサインインしているアカウント以外の
ローカルアカウントやActive Directoryアカウントでも確認してみてください。

確認してみた結果、該当するアカウントがある場合は、Azure ADから切断して解決してください。

 

 

8018000a エラーの解決方法

上記原因に該当した場合は、Azure ADから切断することで解決します。

上記原因に該当しなかった場合は、以下作業をお試しくださいっ。

MDM ユーザー スコープ / MAM ユーザー スコープの確認

Microsoft Endpoint Manager admin centerにて、
MDMとMAMのユーザースコープが適切な値になっているか確認します。

Azure AD参加したWindows 端末を、Microsoft Intune の管理対象として自動的に登録するようにする設定です。

  • MDM ユーザー スコープ : [すべて] もしくは [一部]
    ※[一部]を選択されている場合は、対象のユーザーアカウントが含まれているか確認してください。
  • MAM ユーザー スコープ : なし

 

利用しているWindows OS のエディションを確認

Azure AD Joinを行うためには、Windows 10 Pro 以上のエディションが必要なため、
現在利用されている Windows 10 が Home エディションでないことを確認してください。

Home エディションを利用されている場合は、Pro 以上のエディションをご購入の上適用ください。

 

問題が発生したユーザーアカウントへライセンスが付与されていることを確認する

該当アカウントに、Azure AD Premium と Intune のライセンスが付与されていることを確認してください。
念のため以下に手順を記載します。

  1. Microsoft Endpoint Manager admin center へ 管理者権限を持つアカウントで接続します。

  2. 画面左側のメニューにある、[ユーザー]をクリックします。

  3. ユーザーアカウントが一覧で表示されるので、該当アカウントをクリックします。

  4. ユーザーのプロパティが表示されるので、左メニューにある[ライセンス]をクリックします。

  5. ライセンス情報が表示されるので、付与されているライセンスを確認したうえで、
    付与されている[ライセンス名]をクリックします。

  6. 内包されているライセンス名が表示されるので、Azure AD Premium や Intuneが適用されていることを確認します。

 

レジストリ値を確認し、該当する値があれば削除する

該当Windows 端末のレジストリ値を確認し、該当する値があった場合は削除してみてください。

  1. Windows 端末にて [スタート] ボタンをクリックして、[regedit] と入力します。
  2. [レジストリ エディター]が表示されるので、右クリックして[管理者として実行]をクリックします。
  3. ポップアップで警告が表示された場合は、[はい]をクリックします。
  4. [HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE\Microsoft\Enrollments] を開きます。
  5. 以下のようなGUIで構成されたフォルダがある場合には、フォルダをダブルクリックして開きます。
    GUID:[DxxA92xx-1xx9-xxxx-xxxx-1xx2xx212xxx]
  6. Microsoft 365にサインインするメールアドレス(UPN)が表示されているものがあれば、
    項番5でダブルクリックして開いたフォルダを右クリックして[削除]します。
  7. レジストリ値を削除したのち、Windows 端末を再起動します。

 

ユーザープロファイルの削除 及び 再作成

対象のユーザーアカウントに紐づく、ユーザープロファイルが存在していれば
ユーザープロファイルを削除して、Windows 端末を再起動してから
Azure AD Joinを試すことで解決するかもしれません。

 

Windows デバイスの初期化

採取手段となりますが・・・

Windows 端末を初期化することで改善する可能性が高いです。
初期化はハードルが高いと思うので、代替え機や試験用端末があれば
問題が発生しているアカウントを利用して Azure AD 参加 + 自動MDM登録 を実施してみて
同事象が発生するか確認すると良いかもしれません。。。

 

 

さいごに・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます。

Azure AD Join + 自動MDM登録 でWindows 端末を運用していると エラー発生することありますよね。。。
私自身が遭遇したエラーについて記載したので、[エラーコード:8018000a]に対する解決手順となっていますが、
他エラーに関しても、本手順で解決する可能性が有るので、
Windows デバイスの初期化以外は試して頂いて損は無いと考えています。

みなさま の環境下でも発生しうるエラーなので、ぜひご参考にしてください。

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