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OneDrive - ファイルが勝手に増える [同期時のトラブル]

2022年2月3日

自分
閲覧ありがとうございます。ゆっくり よんでいってください

本記事に記載の内容は、
「OneDrive を利用している時にファイルが自動的に複製されていまう問題」に関する内容となっています。
ぜひ参考にしてください。

 

OneDrive トラブル - ファイルが増殖する (自動的に複製される/増える)

OneDrive - ファイル増殖が判明したタイミング

普段からOneDriveを使用しておりデスクトップやドキュメントを同期していました。
利用しているWindows 10端末はWindows Updateを定期的にかけ
毎日ではないですが、基本的に使わないときはシャットダウンしていました。

ある日、Windows 10端末での作業が完了し立ち上げているブラウザを閉じたところ
デスクトップ画面に複数のアイコンが・・・!

アイコンの名前は、[〇〇〇〇]というアイコンに対して[〇〇〇〇 - コピー]がありました。
コピーした記憶もなく、増えているアイコンを確認していくと[〇〇〇〇 - コピー 1] / [〇〇〇〇 - コピー 2]といった名前で
削除やコピーを行っていないファイルが増殖していました。

手動で増殖したアイコンを消しましたが、突然アイコンが増殖したりと動作が安定しない日が続きました・・・・。

 

OneDrive - ファイルが増える現象に対する改善策

念のため必要なデータは、バックアップとして同期対象ファイルー以外の場所にコピーしておきましょう!

私は、以下の章[4. OneDrive のリセット - キャッシュ削除]で改善しました。
1章~5章まであるので、順番に実施してみてください。

面倒な方は、私が解決した[4. OneDrive のリセット - キャッシュ削除]を実施しても問題無いと思います。

 

OneDrive で発生した問題 - トラブルシューティング

1. 不要なファイルの削除

  • Web 版の OneDrive for Business にサインインしてください。
    もし不要なアイテムが存在している場合は、このアイテムが問題を起こしている可能性があります。

    OneDriveクライアントアプリが再同期を行った際に同期クライアントに不要なアイテムが表示される可能性あります。
    必要に応じてWeb 版の OneDrive for Business において、
    問題が起きているフォルダーからコピーされた不要なファイルを削除してください。

    本手順により改善する可能性もあるため、様子をみて改善しなければ次に進んでください。

 

2. 信頼済みサイトへの登録の確認

ブラウザーと連携したアプリケーション、ネットワーク環境、セキュリティソフトを導入されている場合に役立つ手順だと思います。

  • [信頼済みサイト] へ以下記載のURLを登録すると改善する可能性があります。
    Windows 10端末の利用環境 により、サイトへのアクセスがブロックされる場合があります。
    そのため、信頼済みサイトへ登録しておくことで接続先へ安定してアクセスを行うことが可能になります。
    1. Windows キーを押下したのち、検索ボックスに以下を入力します。
       command
      inetcpl.cpl
      


    2. Enter キーを押下すると [インターネット オプション] が展開されます。

    3. 画面上部の [セキュリティ] タブをクリックします。

    4. [セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください。] 欄から
      [信頼済みサイト] を選択し [サイト] をクリックします。

    5. [Webサイト] 欄に以下の URL が登録されているか確認します。
      登録されていない場合は、[この Web サイトをゾーンに追加する] に、
      下記 URL を順番に入力し、[追加] をクリックして登録します。

       command
       https://portal.office.com https://*.sharepointonline.com https://*.officeapps.live.com https://*.cdn.office.net https://*.osi.office.net https://*.microsoft.com https://*.microsoftonline.com https://*.windows.net https://*.sharepoint.com https://*.akamaihd.net https://*.azure-dns.com https://*.azure-dns.net https://*.azure-dns.org https://*.azure-dns.info https://*.office365.com
      

3. OneDrive.exe の再起動

既に試されている方も多いかと思います。
Windows 10端末自体を再起動しているよ!という方は、ぜひ1度本手順で解決するかお試しください。

  • 以下の手順で OneDrive.exe の再起動をします。
    1. 画面右下のタスク バーの "青色の雲" の OneDrive アイコンをクリックし、
      [ヘルプと設定] - [OneDrive を閉じる] にて、同期クライアントを終了します。

    2. タスク バーを右クリックし、[タスク マネージャー] をクリックします。

    3. 表示された画面上の [詳細] タブより、[onedrive.exe] を確認します。
      表示されている場合には、プロセス名の上でマウスを右クリックし [タスクの終了] を選択します。

    4. PC を再起動します。

    5. スタート ボタンより、[OneDrive] 同期クライアントを起動します。

4. OneDrive のリセット - キャッシュ削除

上記[3. OneDrive.exe の再起動]で改善しない場合実施してください。

  • OneDriveクライアントアプリが保有しているキャッシュ情報が影響している場合があるため、
    キャッシュを削除するための手順となります。
    1. Windows キーを押しながら R キーを押します。

    2. [ファイル名を指定して実行] ウィンドウに、以下コマンドを入力します。
       command
      %localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /reset
      


    3. [OK] をクリックします。

    4. タスク バーから OneDrive のアイコンが消え、1 ~ 2 分後に再び表示されることを確認します。
      ※アイコンが表示されていない場合は、タスク バーの [隠れているインジケーターを表示します] 矢印を
        クリックして、OneDrive のアイコンを表示します。

    5. 数分経っても OneDrive アイコンが再度表示されない場合は、
      [ファイル名を指定して実行] ウィンドウをもう一度開いて、以下コマンドを入力します。
       command
      %localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe
      

5. OneDrive のリンク解除 ~ OneDrive 同期クライアントの再セットアップ [Logsファイル削除]

上記[4. OneDrive のリセット]で改善しない場合は実施してください。

  • logs フォルダー内の情報が影響している場合があるようです。
    そのため、OneDriveのリンクを解除したうえでlogsフォルダーをリネームし再度OneDriveを導入する手順となります。
    1. 画面右下のタスク バーの "青色の雲" の OneDrive アイコンを右クリックし、[設定] を選択します。

    2. [アカウント] タブを開き、[この PC のリンク解除] をクリックします。同期が停止され、サインイン画面が表示されます。

    3. サインイン画面を [×] で閉じます。

    4. 画面右下のタスクバーの青色または灰色の雲の OneDrive アイコンを右クリックし、
      [終了] を選択し、同期クライアントを終了します。

    5. [Windows] キーを押しながら [R] を押し、[ファイル名を指定して実行] を表示します。

    6. 以下のパスを [名前] 欄に入力して、[OK] をクリックします。
       command
      %localappdata%\Microsoft\OneDrive\setup
      


    7. 開いた画面内の "logs" フォルダーの名前を、"logs_old" など、任意の名前に変更します。

    8. コントロール パネルを開き、[Microsoft OneDrive] を選択し、[アンインストール] を実行します。

    9. PC を再起動します。

    10. https://aka.ms/installodb から同期クライアントをダウンロードし、インストールします。

    11. 再度、Office 365 アカウントにてサインインを行い、同期を設定し、正常に同期ができるか確認します。

さいごに・・・

いかがでしょうか。

私の実体験をもとに、改善策をまとめました!
画像が無く、イメージしずらいかもしれませんが本記事を読んでくださった方は同じ問題が起きている方だと思います。
ぜひ読みながら手順を実施してみてください。

私が実際に実施し、改善に至った手順となっていますので、お役に立てると思います!

 

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