Teams - 新しい会議 設定で場所に会議室が表示する方法

自分

閲覧ありがとうございます。ゆっくり よんでいってください

本記事に記載の内容は、
「Teams - 新しい会議 設定で場所に会議室が表示する方法」に関する内容となっています。

規定値のままだと表示されずに困ることありますが、
参考にして頂きながら、設定することで表示されるのでぜひお試しください。

カレンダー (旧名：予定表) にて 場所 (会議室)を設定する

Microsoft Teams アプリケーションのカレンダー画面の右上に存在している
[+新しい会議]をクリックして設定できる予定ですが、規定では[場所]項目をクリックしても
何も表示されない動作となります。

Microsoft Teams アプリケーションで 会議予定を設定するんだから
場所は、Web会議 (Teams会議) だから設定いらないよ！という方もいると思いますが、
社内会議室なども確保しており、出れる人は顔を合わせましょう。といった会議を設定する時困りますよね。

そんなときのために、下記[]をご参考に設定していただければ
場所に 施設やリソースを表示することが可能になります。

場所 に 会議室やリソースを表示する方法

以下章では、前提条件 と 手順を記載します。

前提条件

• Microsoft Teams ライセンス
• Exchange Online ライセンス
• Exchange Online管理者権限 (設定を行うため)
• リソースメールボックスを事前に作成する

リソースメールボックスってどうやって作るのか気になる方は以下記事を参考にしてみてください。

場所 に リソースメールボックスを表示する手順

方法としては、会議室一覧 ("RoomList") ステータスをもつ配布グループを作成し
作成した配布グループに対して、リソースメールボックスを追加する手順となります。

会議室一覧配布グループはPowerShellで作成する必要があります。

PowerShell 事前準備

• 事前に Windows PowerShell を利用して Exchange Onlineに接続してください。

会議室一覧配布グループ を作成する手順

Windows PowerShellにてExchange Onlineに接続した状態で、
以下コマンドレッドを実行して、会議室一覧配布グループを作成します。

 command
New-DistributionGroup -Name "作成する会議室一覧配布グループの名前" -Alias "作成する会議室一覧配布グループのエイリアス" -RoomList

エイリアスは、メールアドレスの@より左を指定すれば間違いないです。

会議室一覧配布グループに 会議室メールボックスをメンバーとして追加する

Windows PowerShellにてExchange Onlineに接続した状態で、
以下コマンドレッドを実行して、リソースメールボックスをメンバーとして追加します。

 command
Add-DistributionGroupMember -Identity "会議室一覧配布グループのメールアドレス" -Member "追加するリソースメールボックスのメールアドレス"

会議室一覧配布グループのメールアドレスは、上記[会議室配布グループを作成する手順]の実行結果に表示されている[PrimarySmtpAddress]です。

本手順完了後、最大24時間で反映され Microsoft Teamsアプリケーションの 場所 に会議室が表示されます。
ただし、Microsoft Teams アプリケーションのキャッシュが問題となり長時間表示されない可能性もあります。

会議室一覧配布グループが存在しているか確認する方法

以下PowerShell コマンドレッドを実行することで、簡単に確認することが可能です。

 command
Get-DistributionGroup | Select PrimarySmtpAddress, RecipientTypeDetails, DisplayName

さいごに・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます。

場所 欄に作成済みリソースメールボックス(会議室)が表示されないから・・・

Outlookで予定を入れている という方も 本設定をすることで
Microsoft Teams アプリケーションで予定を入れられるようになるので
是非お試しくださいっ。