Windows 11 - OOBEにてローカルアカウントをセットアップする

自分

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本記事に記載の内容は、
「Windows 11 を OOBE (Out-Of-Box Experience [青い画面])にてローカルアカウントを作成してセットアップする方法」に関する内容となっています。

1 Windows 11 の初回セットアップについて
2 Windows 11 をローカルアカウントで始める条件
3 Windows 11 ローカルアカウントでセットアップする手順
4 さいごに・・・

Windows 11 の初回セットアップについて

Windows 11の端末をセットアップするときは、
基本的にMicrosoft 365 アカウント or Microsoft アカウントでセットアップするか
Active Directory (AD) のアカウントでセットアップをする必要があります。

しかし、インターネット接続をしていない状態でWindows 11端末のセットアップを開始すると
ローカルアカウントで Windows 11 端末をセットアップすることが可能です。

既存情報で、Windows 11はインターネットに接続していないとセットアップできないよ！といった
情報が出回っています。この情報のせいで「うちにはWindows 11入れられない」といった声を頂くことがありますが
その情報は間違いです。Windows 11 はWindows 11以前のOSと同様にローカルアカウントでセットアップをすることが可能です。

Windows 11 をローカルアカウントで始める条件

条件はいたってシンプルで、「インターネット接続されていない」状態でセットアップを進めることです。
電源立ち上げ時にWi-Fi接続や有線LAN接続してしまった場合は、接続を解除してアカウントセットアップまで進めれば問題ありません。

以下章のセットアップ手順に該当する画面が表示されない場合は、
インターネット接続を解除している状態を確認し、Windows 11 端末を再起動し改めてセットアップ画面を立ち上げてみてください。

Windows 11 ローカルアカウントでセットアップする手順

有線LANがつながっていないことを確認し、Windows 11 端末の電源を立ち上げます。
[国または地域はこれでよろしいですか？]画面にて[日本]を選択し、[はい]をクリックします。
[これは正しいキーボードレイアウトまたは入力方式ですか？]画面にて[はい]をクリックします。
[2つ目のキーボードレイアウトを追加しますか]画面にて、必要に応じて[レイアウトの追加]を行います。
特に必要が無い方は、[スキップ]をクリックして次に進みます。
[ネットワークに接続しましょう]画面が表示されます。
Wi-Fi機能を搭載しているWindows 11だと接続先候補が表示されますが、
[インターネットに接続していません]をクリックすることで、ローカルアカウントの作成画面に遷移できます。
[今すぐ接続して、デバイスをすぐに使い始めましょう]画面にて、[制限された設定で続行]をクリックします。
※セットアップ完了後に、Windows 11端末をインターネット接続することで、
　[制限された設定]を再設定することが可能です。
[このデバイスを使うのはだれですか？]画面にて、ローカルアカウントの名前を入力します。
入力後、[次へ]をクリックします。
[確実に覚えやすいパスワードを作成します]画面にて、ローカルアカウントのパスワードを入力します。
入力後、[次へ]をクリックします。
[パスワードの確認]画面にて、先ほど入力したローカルアカウントのパスワードを再度入力します。
入力後、[次へ]をクリックします。
[ここでセキュリティの質問を追加します]画面にて、
パスワードを忘れてしまった場合に、パスワードの再設定を行えるように本人確認用の質問を作成します。
3つ作成する必要があるため、自身が思い出せる質問と答えを設定し[次へ]をクリックします。

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[デバイスのプライバシー設定の選択]画面にて、必要に応じて設定を変更します。
特段変更が無い場合は、[次へ]をクリックし下画面へスクロールしていきます。
[デバイスのプライバシー設定の選択]画面にて、一番下まで設定が完了すると
[同意]ボタンが表示されるので、クリックします。
端末が立ち上がり、ローカルアカウントでサインイン出来ることを確認して完了です。