目次
Microsoft 365 管理センターを使って、
ユーザーアカウントにライセンスを付与する
自分
最初にユーザーアカウント1つに対してのライセンス付与方法を記載しております。後述として複数のユーザーアカウントに対してライセンスを付与する方法を記載していますので、ぜひ最後まで見てみてくださいね
ユーザーアカウントにライセンスを付与する
- まずは、Microsoft 365 管理センター を開きます。
- Microsoft 365 管理センターの左側にある[ユーザー]をクリックします。
- 画面左側の[ユーザー]の下に表示された[アクティブなユーザー]をクリックします。
- 画面中央に、ユーザーアカウントが一覧で表示されます。
ライセンスを付与したいユーザーアカウントを探し、クリックします。 - 画面右側にユーザーアカウントの情報が展開され、クリックしたユーザーの詳細情報が確認できます。
この画面に表示されている、[ライセンスとアプリ]をクリックします。 - 保有しているライセンスが一覧で表示されるので、付与したいライセンスにチェックを入れます。
下部の[変更の保存]をクリックし、完了です。
※本環境では、1種のライセンスしかないため、複数表示されていません。
本画面にて、[場所の選択]にユーザーアカウント利用者の適切な場所が指定されていない場合には、クリックし、適切な場所を指定してください。 - 上記処理後、 手順6の画面を開くと、付与したライセンスで利用できるMicrosoft 365 アプリケーションの一覧を表示することが可能です。「Exchange Onlineだけはライセンスを外す」といった一部アプリケーションの利用を制限したい場合には、対象のMicrosoft 365 アプリケーションからチェックを外すことで利用を制限することが可能です。
Exchange Onlineは、ライセンス付与からメールボックスが利用できるようになるまで約30分程度かかります。
Microsoft Teamsは、ライセンス付与からすべての機能が利用できるようになるまで最大24時間かかることがあります。2021年8月時点ではライセンス付与直後から問題なく利用できていますが、時節柄Microsoft Teamsへの負荷が高いタイミングでライセンスの付与を行った場合には利用できるようになるまで時間がかかる可能性があることを覚えておいてください。
SharePoint OnlineやExchange Online/OneDrive/Office Onlineなど、一部Microsoft 365 アプリケーションの利用を制限すると、Teamsを利用した際にカレンダーが利用できなかったり、ファイル共有が出来なくなったりと他Microsoft 365 アプリケーションを利用するときの制限が生まれることがあります。そのため利用制限を実施するときには他Microsoft 365 アプリケーションへの影響度を確認したうえで設定することをお勧めします。
複数のユーザーアカウントにライセンスを付与する
- まずは、Microsoft 365 管理センター を開きます。
開き方は以下にてご紹介していますので、ご参考ください。 - Microsoft 365 管理センターの左側にある[ユーザー]をクリックします。
- 画面左側の[ユーザー]の下に表示された[アクティブなユーザー]をクリックします。
- 画面中央に、ユーザーアカウントが一覧で表示されるので、
ライセンスを付与したいユーザーアカウントを探し、左側チェックボックスをクリックしてください。
画面上部の[製品ライセンスの管理]をクリックしします。 - 画面左側に[製品ライセンスの管理]が表示されるので、選択したユーザーに対してどのような方法でライセンスを割り当てるか選択します。その後、画面左中央に表示される割り当て可能なライセンスから割当てたいライセンスを選択し、[変更の保存]をクリックして完了です。
- 置換
現在割り当てられているライセンスを解除し、新しいライセンスを割り当てます。 - その他の割り当て
現在割り当てられているライセンスを保持し、別ライセンスを追加で割り当てます - すべての割り当てを解除
現在割り当てられているライセンスを解除します。
- 置換
ライセンス付与に関する所感
ユーザー数が500名以上になると、"複数のユーザーにライセンスを付与する"の方法でライセンス付与を一括で実施した場合でも、表示ページごとに何度も実施しなくてはいけなくなり、時間がかかりました。しかも・・・何ページまで付与したかわからなくなる。なんてこともありました。 利用ユーザー数が多くなる場合は、PowerShllを活用することもご検討頂いたほうが良いと思います。
ユーザー数が500名以下であれば、"複数のユーザーにライセンスを付与する"の方法でライセンス付与を頂ければ、面倒なPowerShell作成を実施しなくて済むと思います!
難しい作業ではないので、ぜひ実施してみてください