本記事に記載の内容は、
「Exchange Online - リソースメールボックスを管理する方法」を説明しています。
リソースメールボックス (会議室/備品) とは
会議室や社用車、プロジェクターなどのメールボックスを作成することを指します。
作成することで、Exchange Online や Microsoft Teamsでの予定作成や会議設定時に
会議室や備品(社用車/プロジェクタ)を含めることが可能になり、
会議室を確保したり、社用車やプロジェクタの予約することが可能になります。
今までは、グループウェアで管理していたよ!
紙で管理していて、拠点にいる人だけが予約できていたよ!という状態であれば
Exchange Onlineの予定表を利用した管理に移せるか本記事を通して検討してもらえれば嬉しいですっ
よくある質問に対する回答に繋がるようにアプローチしているので、ぜひご確認ください。
リソースメールボックスを作成する
Exchange 管理センター (GUI)にて、リソースメールボックスを作成する手順です。
- 管理者権限を持っているユーザーアカウントで、[ Exchange 管理センター ]に接続します。
- Exchange 管理センター 画面が表示されている状態で、
画面左側の[受信者]をクリックし、[リソース]をクリックします。
リソース 画面が表示されるので、画面上部左側にある[+リソースの追加] をクリックします。 - 画面右側に[基本情報を入力する]画面が表示されるので、
以下項目をそれぞれ設定して[次へ]をクリックします。- メールまたは代理人を通して管理するリソースの種類を選択します:会議室 or 備品
※備品は、社用車やプロジェクターといったものを管理する場合に選択します。 - 名前:リソースの名前を入力します
- リソースのメール:リソースのメールアドレスを入力します
※基本的に見えるものではないですが、分かりやすいものにしておくと良いです - 定員:設定したい場合は入力します
- 場所:設定したい場合は入力します
- 電話番号:設定したい場合は入力します
- 部署:設定したい場合は入力します
- 会社:設定したい場合は入力します
- アドレス帳ポリシー:ポリシーを作成しており、アドレス帳に表示させたい場合設定します
- 番地:設定したい場合は入力します
- 地区町村:設定したい場合は入力します
- 都道府県:設定したい場合は入力します
- 郵便番号:設定したい場合は入力します
- 国:設定したい場合は入力します
- メールまたは代理人を通して管理するリソースの種類を選択します:会議室 or 備品
- [予約オプション]画面にて、以下項目をそれぞれ設定して[次へ]をクリックします。
定期的な会議を許可する リソースの予約を定期的に行うことができます。 イベントを指定した期間中、繰り返すよう設定できます。 勤務時間内にのみスケジュールの設定を許可する [予定表] の [カレンダー稼働日] で指定した時間にのみイベントをスケジュールできます。稼働時間外のイベントは、自動的に拒否されます。 会議出席依頼を自動的に承諾する 会議室メールボックスに送信される会議出席依頼を自動的に承諾します。チェックを外した場合は、[予約代理人]に設定したユーザーが、会議出席依頼を承諾します。 予約可能な期間(日) 会議室を予約できる最大日数を事前に指定します。既定値は180日です。有効な入力値は0~1080の整数です。 最長期間(時間) 会議室を予約できる最大時間が指定されます。既定値は24時間です。0に設定すると、会議の最大期間は無制限になります。 - リソースを確認 画面にて
上記までに設定した内容がまとめて表示されるので、問題が無ければ
[作成]をクリックします。 - 問題無く作成されれば、[リソースメールボックスの作成が完了しました]と表示されるので、[完了]をクリックします。
リソースメールボックスを削除する [管理]
Exchange 管理センター (GUI)にて、リソースメールボックスを作成する手順です。
- 管理者権限を持っているユーザーアカウントで、[ Exchange 管理センター ]に接続します。
- Exchange 管理センター 画面が表示されている状態で、
画面左側の[受信者]をクリックし、[リソース]をクリックします。 - リソースメールボックスが一覧で表示されるので、
削除したいリソースメールボックスをクリックし、
画面右側に表示された[ ゴミ箱 ]マークをクリックします。 - 確認のため、[リソースを削除しますか?]と表示されるので
[確認]をクリックします。 - 一覧から消えていれば、削除完了です。
さいごに・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます。
リソースメールボックスについて記載させて頂きましたが、
どのような利用方法があるのか、イメージを持っていただけたと思います。
会議室の予約や備品の管理をExchange Onlineの予定表で管理できると
今までグループウェアで管理していたものを管理しなくて良くなったり
紙で予約管理をしていた場合は、紙を印刷する手間を省けるので
ぜひ、活用してみてください。