本記事に記載の内容は、
「PowerShell - 繰り返しや条件による処理 [サンプル] [プログラミング]」に関する内容となっています。
PowerShellを使うことで、毎日の処理や多大な処理を自動処理させることが可能です。
自動処理を行うことで、人的なミスが減ったり作業時間短縮につながるので、
ぜひ入門として、PowerShellでプログラミングしてみてくださいっ。
はじめに・・・演算子について
繰り返し文(ループ文)や、条件指定(条件分岐)を利用するために必要な
比較演算子をまとめました。
目を通したうえで、後続の内容を確認してくださいねっ
繰り返し処理 (ループ処理)を行うプログラムサンプル
繰り返し実施したい 処理がある場合に、
以下の文を利用することで、指定した回数や指定した条件に当てはまるまで 処理を繰り返すことが可能です。
サンプルコードを、PowerShellに貼り付けて実行することで動作しますので
動作確認をしたい場合は、ぜひ張り付けて試してみてくださいっ
for 文 - 指定した回数 処理を繰り返す
for 文を利用することで、
指定した回数 処理を繰り返すことが可能です。
以下サンプルコードは、処理を10回繰り返します。
command
$sum = 0;
for($i=1 ; $i -le 10 ; $i++){
}
簡単な処理例として以下にサンプルコードを記載します。
内容としては、繰り返した回数だけ 足し算 を行う処理です。
command
$sum = 0;
for($i=1 ; $i -le 10 ; $i++){
$sum += $i
}
Write-Host $sum
foreach 文 - 配列に含まれている個数分 処理を実施する
foreach 文を利用することで、
配列数文 処理を繰り返すことが可能です。
以下サンプルコードは、処理を10回繰り返します。
command
$nums = @(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)
foreach($num in $nums){
}
簡単な処理例として以下にサンプルコードを記載します。
内容としては、繰り返した回数だけ 足し算 を行う処理です。
command
$nums = @(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)
$sum = 0
foreach($num in $nums){
$sum += $num
}
Write-Host $sum
While 文 - 指定した条件に一致 まで繰り返す
While 文を利用することで、
指定した条件に一致するまで処理を繰り返すことが可能です。
以下サンプルコードは、処理を10回繰り返します。
command
$i = 1
while($i -le 10){
$i++
}
簡単な処理例として以下にサンプルコードを記載します。
内容としては、繰り返した回数だけ 足し算 を行う処理です。
command
$i = 1
$sum = 0
while($i -le 10){
$sum += $i
$i++
}
Write-Host $sum
do While 文 - 指定した条件に一致 まで繰り返す
do While 文を利用することで、
指定した条件に一致するまで処理を繰り返すことが可能です。
以下サンプルコードは、処理を10回繰り返します。
Whileとの違いは、繰り返し(While)と処理(do)を明確にすることが可能です。
command
$i = 1
do{
$i++
}while($i -le 10)
Write-Host $sum
簡単な処理例として以下にサンプルコードを記載します。
内容としては、繰り返した回数だけ 足し算 を行う処理です。
command
$i = 1
$sum = 0
do{
$sum += $i
$i++
}while($i -le 10)
Write-Host $sum
条件による処理 (条件分岐 処理)を行うプログラムサンプル
条件次第で処理を変えたい場合に、
以下の文を利用することで、指定した条件に合った処理を指定可能です。
サンプルコードを、PowerShellに貼り付けて実行することで動作しますので
動作確認をしたい場合は、ぜひ張り付けて試してみてくださいっ
if 文 - 指定した条件に一致する場合、指定の処理を行う
if 文 を利用することで、
指定した条件に当てはまった場合に、〇〇という処理を行う。といったことが可能です。
以下サンプルは、if文に渡された値が70以上であれば[合格]と表示します。
command
$sum = 80
$str = ""
$str = If ($sum -ge 70) { "合格" } Else { "不合格" }
Write-Host $str
if elseif else 文 - 指定した当てはまる条件がある場合、指定の処理を行う
if else 文を利用することで、
条件を複数指定することが可能です。
指定された条件のどれかに当てはまった場合に、
当てはまった条件にて指定されている処理を実施します。
以下サンプルは、if else文に渡された値が50以上/70以下なら
[残念、もう少し!]と表示します。
command
$age = 55
$result=""
if ($age -ge 70 ){
$result ="合格"
}
elseif ($age -ge 50 ){
$result ="残念、もう少し"
}
elseif ($age -ge 0 ){
$result ="不合格"
}else{
$result ="無し"
}
Write-Host $result
switch 文 - 指定した値に当てはまる 処理を行う
switch 文を利用することで、
指定した数値に宛はあった場合、指定された値を返すことが可能です。
以下サンプルは、switch文に渡された値が2なら
[February]と表示します。
command
$month = 2
$result=""
switch($month){
1 {$result = "January"}
2 {$result = "February"}
3 {$result = "March"}
4 {$result = "April"}
}
Write-Host $result
さいごに・・・
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
お目当ての処理を実施できる 繰り返しや条件分岐 方法を見つけられていると嬉しいです。
別記事で、演算子 や 特殊なbreak/continue や ラベルについても まとめていこうと思います。