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Power Automate - Teams で自動的にメッセージを投稿する(定期的に)

2022年4月18日

自分
閲覧ありがとうございます。ゆっくり よんでいってください

本記事に記載の内容は、
「Power Automate - Teams で自動的にメッセージを投稿する方法」に関する内容となっています。
ぜひ参考にしてください。

Teamsのチャットやチャネルにメッセージを自動投稿する

定期的にメッセージを自動投稿する

 

Teams のチャットやチャネルにメッセージを自動投稿する 理由

私の環境では、特定のチーム(チャネル)に対して1日1度定形文を送付しています。
私自身のOneNoteに定形文をメモしていたので、コピーして貼り付ける作業を行うだけでしたが、
定形文を送付する必要があるチーム(チャネル)数が増えてきてしまい、数分かかる業務になってしまいました・・・。

所詮数分という考え方もありますが、毎日なので一月だけで考えても 20日 * 3分 = 60分となり
削減できれば、1時間も節約できる!と思い、自動投稿することにしました。
また私が休みの日に自動投稿が止まってしまうという問題の解決にもつながると考えました。

自動投稿設定をしてからは、無駄な作業が減りお休みを頂いたときにも、業務が滞ること無く進んでいるので
上記の課題がきれいに解決されました!

 

Power Automate (パワー オート メイト) を利用して Teamsにメッセージを投稿する方法

本章では、Power Automate を利用して Microsoft Teams のチャットやチャネルにメッセージを投稿する方法を記載していきます。
目的は、上記章の[Teams のチャットやチャネルにメッセージを自動投稿する 理由]を解決するためになるので、
定期的に指定したチャネルにメッセージを自動的に投稿する構成です。

 

Teams の特定チャネルに メッセージを自動投稿する

  1. まずは、Power Automate にアクセスします。

  2. Power Automate のページを開けたら、
    画面左側にあるメニューの[+作成]をクリックします。
    [+作成]をクリック

  3. フローを作成するための 3 つの方法 画面が開くので、
    表示されている項目の[スケジュール済みのクラウド フロー]をクリックします。
    [スケジュール済みのクラウド フロー]をクリッ

  4. スケジュール済みのクラウド フローを構築する 画面が開くので、
    画面内左側の以下設定を行い、[作成]をクリックします。
    • 名前:任意の名前 (名称からどのようなフローなのかイメージが付く名前が良いです)
    • 開始日:フローを動作させたい日時を入れます
    • 繰り返し間隔:フローを定期的に動作させたい感覚を指定します (分や日、週、月と設定が可能です)
      名前:任意の名前 (名称からどのようなフローなのかイメージが付く名前が良いです) 開始日:フローを動作させたい日時を入れます 繰り返し間隔:フローを定期的に動作させたい感覚を指定します (分や日、週、月と設定が可能です)
  5. フローを構成する画面が表示されるので、[+新しいステップ]をクリックします。
    [+新しいステップ]をクリック

  6. 実行する操作を指定する画面が表示されるので、[アクション]タブをクリックし、
    表示されたアクション一覧から、[チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する]を探しクリックします。
    [アクション]タブをクリックし、 表示されたアクション一覧から、[チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する]を探しクリック

  7. チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する アクションが追加されるので、
    投稿先に [チャネル] を指定します。
    ※チャットにメッセージを送付したい場合は、[グループ チャット]を選択してください。
    投稿先に [チャネル] を指定


  8. チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する アクションの設定項目が増えるので
    以下設定を行います。
    • チーム:ドロップダウンリストより、現在参照可能なチームが一覧で表示されます
    • チャネル:ドロップダウンリストより、指定したチーム内のチャネル一覧で表示されます
    • メッセージ:自動的に投稿されたい内容をここに記載します。
      チーム:ドロップダウンリストより、現在参照可能なチームが一覧で表示されます チャネル:ドロップダウンリストより、指定したチーム内のチャネル一覧で表示されます メッセージ:自動的に投稿されたい内容をここに記載します。
  9. 設定が完了したら、[保存]をクリックします。
    [保存]をクリック

  10. 動作確認をしたい場合は、同画面の右上に存在する[テスト]をクリックすることで
    フローが1度実行され、動作結果を確認することが可能です。
    また、同じく右上に[保存]ボタンがあるので、こちらをクリックしてもフローの保存処理が実施されます。
    [テスト]をクリックすることで フローが1度実行され、動作結果を確認することが可能

  11. 問題無く動作し自動的にメッセージが投稿された際は
    投稿者名が[Power Automate 経由の ユーザー表示名]となります。
    自動的にメッセージが投稿された際は 投稿者名が[Power Automate 経由の ユーザー表示名]

 

自動投稿 に メンションを含める方法

上記記載の章[Teams の特定チャネルに メッセージを自動投稿する]の項番8 で
設定するメッセージ欄にて、<at>~</at>タグを利用することでメンションが可能です。

UPNは、Microsoft 365で利用しているメールアドレスを入力していただければ間違いないです。

 command
<at>メンションしたい相手のユーザプリンシパルネーム(UPN)</at>

ただし注意点があります・・・
残念ながら、チーム名でのメンションやチームに設定されたタグへのメンションは出来ない状況です。
こちらは、将来の更新を待ちましょう・・・。

Microsoft Graph APIを利用することで、チーム名をメンションすることは可能ですが
Power Automate のフローが複雑になるため別記事でご紹介しようと思います。

 

さいごに・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます。

定期的にMicrosoft Teamsにアクションを起こされている方は
Power Automate を利用することで、作業を減らすことが可能となりますよ!

ぜひPower Automate を利用して、自動化可能な業務を自動化していきましょうっ

 

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