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Intune - Windowsデバイスの正常性を監視する 方法

2022年6月30日

自分
閲覧ありがとうございます。ゆっくり よんでいってください

本記事に記載の内容は、
「Intune - Windowsデバイスの正常性を監視する方法」手順に関する内容となっています。

 

Intuneにデバイスを登録しているけど、もっと視覚的に情報を閲覧できないかな?というお話しを頂きます。
同じ悩みを持っている方いらっしゃると思うので、まずは簡単に確認することが出来る
「Windows の正常性の監視」についてどんなことが監視できるのか から始まり Intuneにて設定する方法を記載しています。

ぜひ1度 設定してみて、どんな情報が取れるのか試してみてもらえればと思います。
みなさんが、確認したかったログが取れて、悩みが1つ解決されるかもしれませんよっ

 

Windowsの正常性の監視 とは

Intuneに登録され、管理されているWindows 端末の正常性を監視することが可能です。
ライセンスとしては、Intune ライセンスのみ必要となります。

Defender 関連のライセンスは必要ありません!

大きく分類すると、以下のようなことが出来ます。

  1. エンドポイント分析
  2. スタートアップ パフォーマンス
  3. アプリケーションの信頼性

上記の各分析は、以下のような情報を参照することが可能です。

Intune - エンドポイント分析

ユーザーエクスペリエンスの品質がスコアとして表示されます。
このスコアは0~100で表示されます。

また、デバイスの詳細情報やハードウェア情報も確認することが可能です。
エンドポイント分析

 

Intune - スタートアップ パフォーマンス

Windows 端末を起動した時の履歴やWindowsサインイン履歴を確認することが可能です。
どちらの履歴も どういったフェーズで時間がかかったか。という観点で確認が可能です。

また、スタートアップ プロセスに影響を与えている上位10個のプロセスを表示することや
Windows端末の再起動履歴を表示することが可能です。

起動履歴とサインイン履歴で確認できる項目は以下の通りです。

起動履歴

  • 更新フェーズ
  • グループ ポリシー フェーズ
  • サインイン画面まで
  • 機能更新プログラム

サインイン履歴

  • 応答デスクトップ フェーズまで
  • グループ ポリシー フェーズ
  • デスクトップ フェーズ まで
  • 最初のサインイン
    スタートアップ パフォーマンス

 

 

Windows の正常性の監視を設定する

  1. Microsoft Endpoint Manager admin center を管理者アカウントで開きます。

  2. 画面左側にある、[デバイス]をクリックします。

  3. 画面左側に新しいメニューが表示されるので、[Windows]をクリックします。

  4. 画面左側のメニューが更新されるので、[構成プロファイル]をクリックします。
    そして、画面上部中央にある [+プロファイルの作成]をクリックします。
    [構成プロファイル]をクリックします。 そして、画面上部中央にある [+プロファイルの作成]をクリック

  5. 画面右側に [プロファイルの作成]メニューが表示されます。
    表示された項目を以下のように設定していきます。
    • プラットフォーム:Windows 10 以降
    • プロファイルの種類:テンプレート
    • テンプレート名:Windows の正常性の監視
      プラットフォーム:Windows 10 以降 プロファイルの種類:テンプレート テンプレート名:Windows の正常性の監視
  6. [Windows の正常性の監視] の [基本]画面が表示されるので、
    表示された項目を以下のように設定していきます。
    • 名前:管理者が分かりやすい名前を入力します。
    • 説明:どのようなポリシー設定をしているか入れます。
      名前:管理者が分かりやすい名前を入力します。 説明:どのようなポリシー設定をしているか入れます。
  7. [構成設定]画面が表示されるので、
    表示された項目を以下のように設定していきます。
    • 正常性の監視:有効化
    • スコープ:(チェック)Windows の更新プログラム
           (チェック)エンドポイント分析
      正常性の監視:有効化 スコープ:(チェック)Windows の更新プログラム      (チェック)エンドポイント分析
  8. [割り当て]画面が表示されるので、
    情報を取得したいWindows デバイスを利用しているユーザー
    または、デバイスを指定します。
    Windows デバイスを利用しているユーザー または、デバイスを指定

  9. [適用性ルール]画面が表示されます。
    基本的に無記入で次に進んで問題ありません。
    [適用性ルール]画面が表示されます。 基本的に無記入で次に進んで問題

  10. [確認および作成]画面が表示されるので、設定した通りになっているか確認をして
    画面下部の[作成]をクリックして完了です。
    設定した通りになっているか確認をして 画面下部の[作成]をクリックして完了

 

さいごに・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます。

設定自体は簡単なものになります。
1点注意点としては、エンドポイント分析は 端末に多少負荷がかかります。
スペックがギリギリの端末には、有効化しないほうが無難かもしれません。

Intuneを利用しているのに、本設定を利用していない方は多いと思いますので、
ぜひ活用してみてください。
もしHDD端末が多く存在している場合は、起動履歴からHDDの問題か確認することもできます。

 

 

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