本記事に記載の内容は、
「7zip でcmdやps1をexe化する手順」に関する内容となっています。
Intuneでアプリ配信(win32)を行うことも可能なexeです。参考にしてみてください。
7zipのバージョンアップにより動かくなくなる可能性がありますのでご注意ください。
目次
77zipによるexeファイル作成 - 事前準備
- 7zipをダウロード及びインストールを行ってください。
- exe化したいcmdやps1/batを作成しておきます。
- exe化したいcmdやps1/batが問題無く動くことを確認しておきます。
- exe化したいファイルを同一フォルダにまとめておきます。
- 7zipの公式ページより、7zSD.sfxをダウンロードします。
※拡張パッケージ内に格納されています。 - config.txtを作成しておきます。
7zipによるexeファイル作成 - config.txtの作成
- Windows 端末であればメモ帳を開きます。
- 開いたメモ帳に以下と同じ内容を記載していきます。
※ExecuteFileは、exe化されたときに処理して欲しいcmdやps1を指定します。command ;!@Install@!UTF-8!Title="Kensyou"ExecuteFile="xxxxxxxxxx.cmd";!@InstallEnd@!
- 上記記載が完了しましたら、メモ帳を保存します。
保存時のファイル名は、[config.txt]にしてください。
7zipによるexeファイル作成 - 手順
7zipを使用してファイルをexe化する手順を記載しています。
- 1つのフォルダに、exe化したいファイルをまとめておきます。
exe化したいファイルをすべて選択し、右クリックして[7zip]をクリックします。
その後、[圧縮]をクリックします。 - 7zip画面が表示されるので、[OK]をクリックして圧縮します。
- 圧縮されたファイル[拡張子:7z]と[config.txt]と[7zSD.sfx]を1つのフォルダにまとめます。
- Windows 端末にてコマンドプロンプトを開きます。
※管理者権限でなくても、問題ありません。 - コマンドプロンプトにて、以下コマンドを実行します。
command cd <先ほど圧縮したファイル名やconfig.txtと7zSD.sfxが配置されているディレクトリのパス>
- コマンドプロンプトにて、以下コマンドを実行します。
command copy /b 7zSD.sfx + config.txt + <先ほど圧縮したファイル名>.7z <ファイル名>.exe
- 上記コマンドを実行することで、exeファイルが作成されます。
7zipによるexeファイル作成 - 作成されたexeの実行
上記章で作成されたexeファイルをダブルクリックして、
想定通りの動作になるかご確認ください。
問題無く動いた場合は、正常にexe化が完了しております。
想定外の動作が起きた場合は、exe化に失敗している可能性が有るので
本記事を上から改めて確認して、間違いが無いかチェックしてください。
※そもそも、exe化した時に動かない。という可能性もあります。
さいごに・・・
キッティングを行っている時にexe化されたファイルがあれば、楽になるなぁ~。
と思うことってありますよね・・・。
本記事を参照することで、exe化することが可能になりますので 本記事に記載の内容は、「exeファイルを配信するためにIntunewin ファイルを作成する方法」に関する内容となっています。ぜひ参考にしてください。 アプリケーション配信 - intunew ... 続きを見る
exe化することで楽になる作業は、どんどん楽にしちゃってください。
本記事でexe化したファイルをintunewinに変換する手順を以下記事で紹介しているので興味がある方は参考にしてみてください。
Intune - exe配信のために intunewin ファイルを作成する