Exchange Online - プラスメールアドレス を差出人にしてメールを送信する

自分

閲覧ありがとうございます。ゆっくり よんでいってください

本記事に記載の内容は、
「Exchange Online - プラスメールアドレスを差出人にしてメールを送信する」に関する内容となっています。
ぜひ参考にしてください。

規定では受信しかできないため、PowerShellでの設定が必要です。

Exchange Online - プラスメールアドレスとは

普段利用するプライマリメールアドレスに プラス記号( + )を付けることで、
[hoge+news@foo.com]といったメールアドレスで送受信可能になる機能です。

管理者が事前に各ユーザーに対して設定しておく必要はないので
必要な時に必要なタイミングで各ユーザーが任意のメールアドレスで送受信できます。

プラスメールアドレス で送受信できるようにする

PowerShellで、Exchange Onlineに接続する必要があります。
事前に、以下コマンドでモジュールを入れておいてください。

 command
Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement

プラスメールアドレスを有効化する手順

PowerShellで、Exchange Onlineに接続する必要があります。
事前に、以下コマンドでモジュールを入れておいてください。

 command
Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement

1. 以下コマンドを実行し、Exchange Onlineに接続します。
   コマンド実行時に、Microsoft 365アカウントでの認証が必要なので管理者アカウントで認証してください。
   

    command
   Connect-ExchangeOnline 
   

   
   
   
   
2. 以下コマンドを実行し、現在のプラスアドレスでの送受信可否を確認します。
   実行結果として、[False]が表示されれば プラスメールアドレスでの送受信は不可状態です。
   

    command
   Get-OrganizationConfig | Out-String -Stream | Select-String AllowPlusAddressInRecipients
   

   
   
   
   
3. 上記2のコマンドで[False]だった場合は、以下コマンドを実行し[True]にします。
   このコマンドを実行することで、プラスメールアドレスからの送受信が可能になります。
   

    command
   Set-OrganizationConfig -AllowPlusAddressInRecipients $True
   

   
   
   
   
4. 改めて以下コマンドを実行し、結果が[True]に変わったことを確認します。
   変わらない場合は、少し時間を置いてから改めてコマンドを実行してみてください。
   

    command
   Get-OrganizationConfig | Out-String -Stream | Select-String AllowPlusAddressInRecipients
   

プラスメールアドレス で 送受信できるか確認する

1. プラスメールアドレスで送信を行いたいアカウントのメールボックスを参照しているOutlookを開きます。
   
   
2. [+新しいメール]からメールを新規作成します。
   
   
3. Outlookは既定で、[差出人]欄が表示されていないので
   まずは[差出人]欄を表示します。
   ※1度表示すれば、今後表示され続けます。
   
   
   
4. 規定で設定されている差出人が[プライマリアドレス]になっていることを確認します。
   
   
   
5. [差出人(M)]をクリックして、[他の電子メールアドレス...]をクリックします。
   
6. 表示された入力欄にて、[プラスメールアドレス]を入力します。
   ※1度入力することで、次回以降は[差出人(M)]をクリックしたときに候補として表示されます。
   その後、メール文面を作成して[送信(S)]をクリックします。
   
   
7. 送信したメールが、[送信済みアイテム]に入っていることを確認します。
   
   
   
8. 指定した宛先に、メールが届いたことを確認します。
   
   

さいごに・・・

自分

ここまで読んでいただきありがとうございますっ。

悩まれている方が意外と多い、プラスメールアドレスでの送受信ですが、
本手順を読んでいただければ設定を簡単い行うことが可能です。

手順として画像付きでまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

送受信している履歴を管理者にて把握したい場合は、以下方法にて確認することが可能です