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Exchange Online - Outlookをセットアップしメールを送受信する1/2

2022年10月17日

自分
閲覧ありがとうございます。ゆっくり よんでいってください

本記事に記載の内容は、
「 Exchange Online - Outlookをセットアップしメールを送受信する1/2 」方法について説明しています。

Exchange Onlineを契約したけど、Outlookで上手く受信できないという方にオススメの内容ですっ
※本記事は、Exchange OnlineとDNSレコード設定までになります。
 後日Outlook アプリのセットアップ方法をまとめた記事へのリンクは、本記事下部にありますっ。

 

 

Outlook を利用してメールを受信するためには

Exchange Onlineへ届いたメールをOutlookで受信するためには、
サポートされているOutlookを起動すると初回起動時にメールアドレス入力画面になるので
Microsoft 365 で利用しているメールアドレスを入力して、[次へ]をクリックします。

Microsoft 365 へサインインするアカウントIDと入力したメールアドレスが一致している場合は必要ありませんが、
一致していない場合は、Microsoft 365 のIDを入力する画面が表示されるので入力します。
その後、パスワードを入力して 正常にサインイン出来ることでOutlookのセットアップが完了し送受信できるようになります。

 

上記で問題無くセットアップ出来る場合と、事前準備が必要でセットアップが出来ない場合があります。
切り分け点としては、以下の2点となり2点目だと事前準備が必要になります。

  • [xxx.onmicrosoft.com]でメールの送受信を行うか

  • [hoge.co.jp]といった自身で用意したドメインでメールの送受信を行うか

 

自身のドメインでメールを送受信する場合の事前準備

自身で用意したドメインでメールを送受信したい場合は、カスタムドメインの登録作業が必要になります。
手順は以下の記事に記載してあるので、参考にしてみてください。

Microsoft 365 - カスタムドメインの追加

カスタムドメイン [独自ドメイン]を追加する Microsoft 365 に接続し、管理者IDを入力します。URL:https://portal.office.com  次に入力した管理者IDのパスワ ...

続きを見る

 

上記手順でカスタムドメインを追加した後に、
Exchange Onlineを利用するために必要なDNSレコードの登録作業を行う必要があります。
以下手順でDNSレコードを追加することで、Outlookにてメールの送受信が可能になります。

 

 

Outlook でメールを送受信するためにDNSレコードを登録する

事前にTXT(SPF)、CNAME、MXレコードの計3種をDNSサーバーにて追加/編集/削除 出来ることを確認してください。

  1. 管理者権限を持つアカウントで、[Microsoft 365 管理者センター] に接続します。

  2. Microsoft 365 管理者センターの 画面左側にある[設定]をクリックし、[ドメイン]をクリックします。
    Microsoft 365 管理者センターの 画面左側にある[設定]をクリックし、[ドメイン]をクリック

  3. 追加済みのドメインと[xxx.onmicrosoft.com]が表示されていると思います。
    追加済みドメインの状態が、[セットアップ未完了]となっているので、追加済みのドメイン名をクリックします。

  4. 追加済みドメイン名のページが表示されるので、
    画面左側上部にある[セットアップを続ける]をクリックします。
    追加済みドメイン名のページが表示されるので、 画面左側上部にある[セットアップを続ける]をクリック

  5. [お使いのドメインにはどの方法で接続しますか?]画面が表示されるので、[続行]をクリックします。
    [お使いのドメインにはどの方法で接続しますか?]画面が表示されるので、[続行]をクリック

  6. [DNSレコードの追加] 画面が表示されるので、
    画面中央当たりに表示される、[Exchange と Exchange Online Protection]にチェックを入れます。

  7. チェック後に表示される3種類の以下レコードを登録してきます。
    DNSにて各レコードを設定したら[続行]をクリックして、正常に設定されたか確認します。
    ※反映に少し時間がかかるので、エラーとなったら再度[続行]をクリックします。
    • MXレコード:受信先メールサーバーを指定するレコードのため
              既存メールサーバーにメールが届かなくなりますので注意して変更してください。

    • CNAMEレコード:Outlookにて、Exchange Online を参照できるようになるレコードになります。
                本レコードの登録が出来ていないと、Outlookのセットアップが出来ません。

    • TXT(SPF)レコード:Exchange Online からメールが送信されることを信頼するためのレコードです。
               本レコードを登録すると、受信先に迷惑メールとして振り分けられる可能性が低くなります
      表示されたMX、TXT(SPF)、CNAMEレコードを登録する
  8. 登録が完了したら、[続行]や[確認]をクリックして 全てのウィザードを完了させます。

 

さいごに・・・

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

Outlookにて、Exchange Online を参照するには
上記説明の通り、CNAMEレコードの登録が必須となっています。

契約しているDNSサーバー運営会社によっては、レコードの編集が出来ないこともあるので
DNSサーバーのみ別会社で契約することも可能です。

また、DNSサーバーの切替も制限されている場合は、ドメインの移管作業が必要になるため
ハードルが上がるので、Exchange Online を利用するかよく検討してみてください。

 

Exchange Online - Outlookをセットアップしメールを送受信する2/2

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