本記事に記載の内容は、
「Exchange - 転送設定を行ったがエラーとなってしまう問題」に関する内容となっています。
ぜひ参考にしてください。
目次
メール - 転送設定とは? 自動転送とは?
メールの転送って、どんな時に使うの?必要?と感じる方もいるかもしれません。
Exchange Onlineの特性上、どこからでも参照できる関係上 転送する必要性は薄れていますが
受信した内容を別の社員や上司に共有したい(別のメールアドレスにも送付したい)場合に利用できる機能になります。
1つ1つのメールを転送していくことも可能ですが、手間ですよね・・・。
そんな時に利用すると便利なのが自動転送設定になります。
転送が必要な場合は、自動転送設定を行うととても便利ですが
転送先メールアドレスを間違えると情報漏洩になりかねないので、気を付けて設定を行いましょう。
Exchange Online - 転送設定方法とエラーメールの解決方法
本章では、Exchange Onlineで転送設定を行う方法と転送メールがエラーとなってしまう場合の解決方法を記載します。
Exchange Online - 自動でメールを転送する設定 手順
- まずは、自動転送の設定を行いたいアカウントでOutlook on the Webにサインインします。
- 画面右上の歯車をクリックします。
- 画面右に表示されたメニュー内の[Outlookのすべての設定を表示]をクリックします。
- メールの設定画面が開かれるので、設定メニュー内にある[転送]をクリックします。
- 転送設定画面が表示されます。
※本画面が、自動でメールを転送する設定を行う画面になります。 - 画面内の[転送を有効にする]をクリックして、チェックを入れます。
- 画面内の[メールの転送先]に自動的にメールを転送する宛先となるメールアドレスを入力します。
転送されたメッセージを自身のメールボックスにも保持する場合は、
[転送されたメッセージのコピーを保持する]にチェックを入れて、[保存]をクリックして完了です。
Exchange Online - 自動でメールを転送するとエラーメールが返ってくる
本問題の解決手順を記載しますが、管理者権限が必要な手順となるため
適切な権限を持った方にご相談の上、設定を行ってください。
- Microsoft 365 Defenderに、管理者権限を持つアカウントで接続します。
URL:https://security.microsoft.com/homepage - 画面左に表示されているメニューの [ポリシーとルール]をクリックします。
- 中央に表示された、[脅威ポリシー]をクリックします。
- 中央に表示された、[迷惑メール対策]をクリックします。
※表示まで時間がかかります。 - 中央に表示された、[迷惑メール対策の送信ポリシー(規定)]をクリックします。
- 画面右側に表示された設定画面下部の [保護設定の編集] をクリックします。
- 自動転送ルール 欄が[自動 - システム制御]になっている場合に本事象が発生します。
[オン - 転送が有効になっています]に変更して下部の[保存]をクリックしてください。
※設定後の反映まで最大24時間がかかります。 - 正常に転送されることが確認できれば完了です。
さいごに・・・
Exchange Onlineにて、メールの自動転送を行う方法と転送エラーが発生した時の解決方法について記載しました。
記載のある転送エラー解決方法で解決できない場合は、別の問題である可能性が高いため
記載外のアプローチが必要だとおもいます。 この方法に関しては別記事でまとめていこうと思います。
利用している環境で、転送設定を許すのか という問題もありますが
転送を無効化したい場合は、本記事内の章[Exchange Online - 自動でメールを転送するとエラーメールが返ってくる]の7で[自動転送をオフ]に設定することで、無効化することが可能ですよっ。
設定方法は、とても簡単なので ぜひ本記事を参考に設定してみてください。