自分
Windows Update後に実施される、Windows 10 の 自動再起動を「停止したい」または「抑制したい」といったお声を頂くことがあったため、本ブログに記載させて頂きます。1903-1909での動作確認はできておりますが、2004以降での動作確認はできております。
問題無く動いたよっ!て方いましたら、コメントくれると嬉しいですっ
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最初に結論から・・・
Windows Updateによる自動再起動は、タスクスケジューラに設定されているタスクによって動作しています。
そのためタスクスケジューラにて再起動が実行されるタスクを、どうにかして実行させないようにするために作業を進めていきます。
※Windows 10 が起動されたときに発生するタスクの自動生成も回避するように、設定を入れていきます。
自分
この作業を行うことで自動再起動を回避でき、Windows Updateを抑制できますが、定期的なWindows Update ならびに Windows 10 の再起動をオススメします。
自動再起動の抑制 設定方法
- エクスプローラーを開きます。
C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\UpdateOrchestrator
を開きます。- UpdateOrchestraorフォルダ内に、[Reboot_AC / Reboot_Battery / Report policies]があることを確認します。
※環境によって、一部存在していないかもしれないので、有るものを対象に作業してください。 - Windows 10 の自動再起動を無効にするために、上記ファイル名を変更していきます。
上記ファイルを右クリックして[名前の変更]をクリックします。 - 各ファイル名の末尾に[.backup]を付け以下のようなファイル名にします。
※[名前の変更]を実行する際に、管理者のアクセス許可を求めらえるため、[続行]をクリックして進めます
- Reboot_AC.backup
- Reboot_Battery.backup
- Report policies.backup
- 上記のように、ファイル名の変更が完了しましたら、同ディレクトリ内に[Reboot]というフォルダを作成します。
- 上記で、作業完了となります。
おかしな動作が起こる場合には、[.backup]とした各ファイルを元に戻すことで、今まで通りの動作に戻ります。
自動再起動の仕組み
Windows 10 が再起動する際には、Reboot_Battery / Reboot_AC ファイルにタスクスケジューラーを通してアクセスをしています。
ファイル名が変更されていることで、再起動を実施しようとした際に対象のファイルが無く再起動が実施できないという動きになります。
本来は、Reboot を自動的に再作成し再起動を実施しますが、フォルダとしてRebootが存在しており、自動作成に失敗することで、本記事の目的であるWindows 10 で発生する自動再起動の停止 / 抑制 が実現できます。
Windowsのバージョン更新によって、本記事の内容は利用できなくなる可能性があります。