本記事に記載の内容は、
「PowerShell - 条件分岐やループ処理を強制終了 [サンプル] [プログラミング]」に関する内容となっています。
処理を自動化していく中で、〇〇に当てはまったら強制的に終了させたいな~と思うことがあります。
そんな時に使えるbreak文とcontinue文を、サンプルコードとともに記載しますっ。
以下記事で、繰り返し文やループ文を紹介しているので 気になる方は見てみてくださいっ 目次 本記事に記載の内容は、「PowerShell - 繰り返しや条件による処理 [サンプル] [プログラミング]」に関する内容となっています。 PowerShellを使うことで、毎日の処理や多大な処理を自 ... 続きを見る
PowerShell - 繰り返しや条件による処理 [サンプル] [プログラミング]
break 文 - 繰り返し処理やブロックから抜ける
このbreak 文を利用すると、ループ処理を途中で抜けることが可能になります。
当てはまるものが1度でも出現すれば、処理を終了して良い場合などに利用することが可能です。
以下サンプルコードは、簡単なbreak文になります。
command
$sum = 0
for ($i = 1; $i -le 10; $i++) {
$sum += $i
if ($sum -ge 15) {
break
}
}
Write-Host $sum
以下サンプルコードは、switch文でbreakを利用した場合になります。
command
$month = 4
$result=""
switch($month){
1 {$result = "January"; break}
2 {$result = "February"; break}
3 {$result = "March"; break}
4 {$result = "April"; break}
5 {$result = "May"; break}
6 {$result = "June"; break}
default {$result = "当てはまるものなし"; break}
}
Write-Host $result
continue 文 - 処理をスキップしてループ文の先頭に戻る
このcontinue 文を利用すると、ループ処理から抜けずに処理をスキップすることが可能です。
スキップ後は、ループ処理の先頭に戻るため、一定の条件下では処理したくない場合に利用することがあります。
以下は、サンプルコードになります。
数値が3だった場合、処理をスキップして、次の数字を処理します。
command
$sum = 0
for ($i = 1; $i -le 10; $i++) {
if ($i -eq 3) {
continue
}
$sum += $i
}
Write-Host $sum
さいごに・・・
プログラミングを行っていくと、
ソースコードが長くなり、正常に処理できているのかわからなくなることがあります。
結果、スパゲッティコードになってしまい、処理エラーにつながりかねません。
強制終了 文は あまり書きたくないなぁ~と個人的に思ったりしますが
大きな問題につながる方がダメなので、気を付けながら使っています・・・。
みなさんも、ご利用は計画的に・・・・
以下は、各処理で利用可能な演算子です。